稲城長沼駅から徒歩1分「ながぬま鍼灸整骨院」〒206-0801 東京都稲城市大丸 125-26

スポーツ障害とは『使い過ぎ症候群』とも言われ、同じスポーツを長期的に続けることにより過度の負荷が関節・筋肉・靭帯に繰り返しかかり痛みが出てくる状態のことをいいます。成人だけでなく成長期の子供にも多発する障害です。

ちなみにスポーツ外傷とは、捻挫・骨折・脱臼のように突発的な力（衝突・接触・ひねったなど）により関節・筋肉・靭帯に痛みが出たものです。スポーツ障害とスポーツ外傷、よく似た言葉ですが発生機序が全く異なります。

シンスプリント(陸上)

反復するランニングやジャンプによりスネの内側の骨に刺激が加わる事が原因。ランナーに多く見られ、スネの内側に痛みが出る。運動中は痛く、運動をやめると痛みがおさまる。

ランナー膝(陸上)

膝の過度の屈伸運動が原因でランニングで発症し、太もも外側が炎症を起こし膝痛が生じる。別名、腸脛靱帯炎。

テニス肘・野球肘

手首のオーバーユースにより肘の骨が筋肉に引っ張られ炎症を起こしたもの。テニス肘(外側上顆炎)は外側に、野球肘(内側上顆炎)は内側に痛みを起こす。

オスグッド(サッカー)

太ももの使い過ぎにより膝の前の筋肉が硬くなってしまい、膝下の骨（脛骨）を引っ張ることによって起きます。膝下(脛骨粗面)が痛み、10代前半の激しいスポーツをしている男子に多い。

スポーツ障害を放置することで抱えるリスクは深刻です。重度の場合は、選手としての引退も余儀なくされます。スポーツ障害が後遺症として残れば、もはやアスリートという枠を超えた、自身の生活に支障をきたすレベルです。そうならないためにも、スポーツ障害に早期治療は欠かせません。

スポーツ障害に早めの対処が有効とはいえ、自己流で解決しようとすると、さらなるリスクを伴います。例えば、「痛みが軽いから、ネットで得た知識を活用して手短じかに治そう」というのが代表的です。一見、コスパのいいような対処法に見えますが、結果的にはお金も時間も高くついてしまいます。安易なスポーツ障害という決めつけが、実は「慢性的な腰痛が原因だった」というケースが、その1つです。

腰の痛みを単に筋肉不足によるスポーツ障害と自己判断した結果、間違った筋力強化やストレッチを実践したとします。しかし、骨盤がずれた状態であれば、骨格自体を矯正しないと、痛みは取れません。また、骨盤の歪みは、本人の姿勢から生じるものが大半です。痛みの原因を除去せずに、必要以上の筋力トレーニングをすれば、ぎっくり腰になるリスクも高まります。

稲城市・ながぬま鍼灸整骨院の問診＝カウンセリングは、痛みの原因を探りながら、例えば「本当にその痛みがスポーツ障害なのか？」という疑問からスタートします。それは、症状に対する最適・最善・最短のアプローチを考えるためです。スポーツや成長期によって身体に異変を感じた場合は、ぜひ稲城市のながぬま鍼灸整骨院にご相談ください。