稲城長沼駅から徒歩1分「ながぬま鍼灸整骨院」〒206-0801 東京都稲城市大丸 125-26

むち打ちは、頚椎捻挫と呼ばれる診断名を使うのが一般的です。ところが、頚椎捻挫というのは、実は複数あるむち打ち症状の総称的なものであり、いわゆる「首の痛みの改善」を目的としています。

一般的に医療機関などでは湿布や内服薬のみの治療を重視するが多いのが現実ですが、マッサージ・骨格矯正・鍼灸などの「手技治療」を施さないと、むち打ち症は早期改善はしません。ここでは、頚椎捻挫を除く、4つのむち打ちについて解説します。

根症状型むち打ち

7つの骨から成る頸椎が、交通事故によって歪んでしまうことで、首の神経が圧迫されます。その影響で、首の痛みはもちろん、腕、顔面や後頭部にまで痛みを伴うのが根症状型の特徴です。身体に力が入らなくなり、しびれ・だるさが発生します。首を回す、くしゃみや咳をするなど、日常生活の動きで痛みが強まるため、早期治療が必要です。

バレ・リユウー症状型むち打ち

交通事故により、血液や分泌液を管理する「交感神経」がダメージを受けると、頚椎に沿って走る「椎骨動脈の血流が低下」します。その影響から、首の痛みはもちろん、 めまいや頭痛、耳鳴り、吐き気などを伴うのがバレ・リユウー症状型の特徴です。後部交感神経症候群とも呼ばれ、診断や治療が難しいむち打ちとされています。当院では、バレ・リユウー症状型の実績があるため、受け入れ体制も万全です。

脊髄症状型むち打ち

人体の要である脊髄損傷により発生するのが、脊髄症状型です。首の痛みにとどまらず、歩行や知覚障害、身体麻痺なども起こる、むち打ちのなかで最も深刻な症状とされています。医療機関と連携しながら、早期改善を目指すのが当院の治療方針です。

脳髄液減少症むち打ち

交通事故によるむち打ちで、脳を覆う「くも膜」が裂けて、脳の髄液が漏れるケースがあります。初期症状の多くは頭痛とされるものの、イライラや不眠、疲れが取れないなど、いわゆる不定愁訴の状態になりやすいのが、脳髄液減少症です。 天候・気圧の変化に左右されるほか、自律神経症をはじめ、聴力障害や味覚障害も伴うなどの特徴を持ちます。 こうしたことから、早期発見が難しく、MRIなどの専門的な診断を必要とするため、交通事故との因果関係を証明するには専門医の存在が不可欠です。当院では、脳髄液減少症の疑いも視野に入れながら、早期発見につながる的確な診断を実施しています。